1920年代にすでに現代のマンションというべき文化アパートメントハウスが誕生していました。まさに文化的な生活くを標榜した先進的な居住空間でした。マンション購入を機に洋館趣向から文化アパートメントハウスの趣向に変更することになったのでした。便利で楽という風潮の中で「楽」の意味は本来楽しいという意味で捉えると不便もまた、楽しみであり家に帰ってくるのが楽しいということもあるでしょう。

文化的とは、不便を楽しめる精神的余裕のような気がする。



1925年ごろの文化アパートメントハウスの居間



2012年の我が家

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先週に引き続き、函館に行ってきました。函館 五島軒と田上義也設計の旧佐田邸。寒くなってきたので、これからは、南下の旅です。函館もしっとりして好きですね。


五島軒の明治セット
美味しかった。


五島軒のステンドグラス



日和茶房外観
住んでみたいな

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北海道を代表する建築家の田上義也設計の函館の旧佐田邸が日和茶房という喫茶店になりました。とても落ち着いた空間です。やはり、幾何学模様の装飾は、古さを感じません






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現代住宅考も最終回になったことだし、ここでちょっとお休みいたします。

現代住宅考も最終回ですが、一番大変だったのが円柱でした
車に乗せるのがまあ大変で、担いでマンションに入れる時に誰かに合わないかとヒヤヒヤでした。あと窓の意匠ももまたまた、発砲ウレタンを仕事の合間に切り抜き、メダリオン装着とシャンデリアの取り付けと引越しまでのひと月はとても疲れました
洋館というよりも、モチーフは同潤会アパートでしょうか？



ブラケットは、ドア枠の意匠として結構使えました。



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今から四年前の2009年の春、突然マンション購入の話が舞い込んできました。住人は、90歳の方で長期入院のため後見人により生前に売却をするため裁判所に申請していた物件でした。全くマンション住まいを考えていなかったのですが、250万で築24年 3LDKとのことで、住まないで貸して貸家を購入しようと大家さんに交渉するも売らないと言われてしまいました。四年以上家賃を払い続けよりは買って住んじゃおということになり、急遽引越しが決まり、引越しまでの二ヶ月の間に図面を引き配置シュミレーションを完成させましたが、4LDKから3LDKの引っ越しは予想外に荷物が多く、引っ越し業者から入りませんよと言われる始末。
それでも何とか引っ越し完了。ここから、文化アパートメントハウスの実験がスタートしたのでした。



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現代住宅考もあと少しで終わりますが、このあとほどなくしてマンション購入に至り、一軒家の実験も完了することになりました。
安楽椅子はネットで8000円で購入したものです。一軒家の時は良かったのですが、マンションではちょっと大きすぎです。



マンションの購入の経緯は後ほど。

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現代住宅考その8
窓の意匠を取り付けが完了した状態です。
田上義也のモチーフとフランクロイド・ライトのモチーフを使用しました。
ライトのモチーフはアクリル板に糊付き透明フィルムに印刷したものを貼って両面テープで装着です。
マンションに引越しが決まって現状に戻す時、残念ながら大窓の窓の意匠は廃棄となりましたが、アクリル板の方は、和室の窓意匠に生まれ変わりました。



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現代住宅考その7です。
この段階で、今に繋がる窓の意匠が決まります。
モチーフにしたのは、札幌市の小熊邸の窓の意匠です。
この建物は、田上義也の設計した建物でフランクロイド・ライトの影響を受けています。北海道にゆかりある建築家に敬意を表しての採用です。建具屋さんに作っていただくと、えらく高いので、発砲ウレタンの板に実寸の型紙を貼って、カッターでちまちまと切り抜いたものを両面テープで貼る方法をとることにしました。現代住宅考その8で装着した写真をアップします。



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札幌市 小熊邸

家具の配置をいろいろ変えながら、だいぶ落ち着いた頃の状態です。
天井の回り縁の計画もあったのですが、この時は結局つけずじまいになり、この構想はマンションで実現することになりました。



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知人のご好意で記念撮影をしていただいた時のものです。
この時は、貸家でしたので、とにかくいつでも取り外せるように両面テープや窓貼フィルムでなんちゃってました。





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じぇ、じぇ、じぇの出来事発生！
有名な建物ではないのですが、小樽市の歴史的建造物に指定はされてはいませんが、昭和20年代に建てられた建物に住まないかとのお話が舞い込んでまいりました。早速の詳しいお話を聞きに行ってまいりました。
銀行の支店長宅や鴻池組の小樽支店長宅に利用されてきたお宅です。

北海道らしいクロスした大屋根。
内部は、やはり今様に改装されていますが、間取りは当時のままだそうです。外構も確認しましたが、割れや腐れは見受けられませんでした。柱は四寸柱を使用しているので経年劣化を感じさせないつくりです。
内部は外からみるよりも随分広いです。
居間はクロス張りに変わってますが、和室や二階の寝室、階段の壁には漆喰が残っていました。果たして住むことになるのやら。





敷地面積は110坪、庭が良いです。
もし、住むことになれば、リノベーションというよりは、創建当時に戻す実験になるのかな〜
妄想は限りなく現実味を帯びてきました。何せ月35000円ですよ！^_^
内部の写真も撮りましたが結構プライベートの情報が多いので今後選別してと思います。

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円柱に暖炉と付け柱を施して 洋風床の間の完成となった状態です。今のマンションではできない配置です



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この時何を思ったのか円柱を仕入れて今に置こうと格闘しておりました。
この時の夏はめちゃくちゃ暑く汗だくで円柱をノコギリで切って高さを合わせいたのを思い出します。いい運動になったなあ〜



暖炉と円柱で洋風床の間になりました。

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一軒家の洋館実験の二です。



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何事にも始まりがあります。
洋館実験の発端は、一軒の貸家に引っ越した 今から七年前。
今から二十年前に手に入れたシャンデリアから 妄想が始まった。
妄想 空想からすべては始まるのではないかと…

その時に作成したのが「現代住宅考」です。
これから順を追ってご紹介して行きます。



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タイトルはキャリーぱみゅぱみゅの「ミ」から拝借しました〜。
フローリング化計画が始まって早１ヶ月、業者に頼んで無垢のフレンチヘリンボーンでＧｏ！といくと思いきや。なんか違うな〜と思い始めてもう止まらない。中古マンションを超格安で手に入れてから、自力更生（建具はさすがに業者に依頼）自分でちまちまと作り込み、超低予算で現在の形まで作り込んで来たのに〜
ここで、業者にぽ〜んと依頼して、「出来たー！」と喜んでしまっていいのだろうかと、突然の急ブレーキ。自分で出来る方法、材料はないだろうかと　思案の日々。ちかれた〜〜〜〜〜〜



こんなのとか、あんなのとか　いろいろ調べちゃったりして〜
自分で貼れるとすると　糊付き塩ビタイル〜！



１枚１２０円　貼ったら雰囲気がでちゃうかも〜

頭がウニになりそうなおじさんの妄想でした。


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早くフローリングにしたい想いが募って来た来た。
こんなになるのかなーという妄想です。
もうー

いよいよフローリングに取り掛かります
構想三年(予算がなかった！)フレンチへリンボーンにしようと！
自分でやろうとしましたが、あまりにも敷居が高いので業者に依頼しようということになりました。
札幌のフローリングのメーカーでシーゲルさんの無垢のアンティーク仕様の板です
これから最終予算を決めてgo！
後一月はかかるのかな?

昔の観光絵葉書風にして見ました
ちょっと前の写真から作成
右上のマークは小樽市章です。